【スローガン】
キセキ
【基本理念】
仲間と地域が成長し合う、自らの軌跡を紡ごう
成功も挫折も失敗も
すべての経験を受け入れ力に変え、今こそ未来のために
【基本方針】
・会員拡大と共鳴によるつながりの再構築
・育成に重点を置いた実践的な研修の展開
・次世代育成と地域協働による未来志向の運動推進
・多様性を受け入れた、変化に柔軟な組織運営
【はじめに】
青年会議所の魅力は、単なる活動や肩書きにとどまりません。それは、一人の人間が変わ
っていく過程を、仲間とともに歩めることにあります。私自身、2014 年に平塚青年会議所
に入会し、11 年間の在籍の中で多くの先輩や仲間とかかわらせていただきました。
夢を語り合い、躓きながらともに切磋琢磨する仲間
意志を継承し常に気にかけてくれる先輩や、陰ながら応援し続けてくれる先輩
活動する中で出会うそれぞれの地域の方々
そのような皆様からのご縁で私は、前向きな変化をし、現在の自分が成り立っています。
入会してからの暫くは、自分自身を持て余していた時期もあり、そのときは、離れることで
しか見えないことがありました。「やめよう」と思ったからこそ気づけた青年会議所の価値。
「戻りたい」と思えた自分の成長への欲求。あの瞬間があったからこそ、私は今この組織に
対して、誰よりも真剣に向き合います。
青年会議所は、自分の物語を描く舞台です。誰かと比べる必要も、同じ歩幅で進む必要も
ありません。一人ひとりの想いが重なり合い、ともに未来を切り拓いていくことができる場
所。だからこそ私は、この組織でともに歩むすべてのメンバーが、自分自身のストーリーを
誇れるように、地域とともに成長できる青年会議所を目指してまいります。
【会員拡大と共鳴によるつながりの再構築】
青年会議所の運動が継続し、社会にインパクトを与え続けるためには、新たな仲間の
存在が欠かせません。ただし、数を増やすことが目的ではありません。大切なのは、理
念や志に“共鳴”し、ともに歩める仲間と出会うことです。拡大運動とは、「自分が変わっ
た」実感を持つメンバーが、自分自身の言葉で青年会議所の価値を伝えることで広がっ
ていきます。そこには押し付けではなく、自然な共感と信頼が生まれます。2026 年度
は、一人ひとりの想いに根ざした拡大活動を展開し、つながりを大切にした「共鳴型の
拡大」を進めてまいります。一人ひとりが自らの言葉で価値を伝える過程で、メンバー
自身も JC の本質的な魅力を再確認できます。単なる人数増加ではなく、人と人との
「つながり」から始まる拡大により、温度感ある人間関係が築かれることで、組織内の
結束力が高まり、心理的安全性や助け合いの文化が醸成されます。
【育成に重点を置いた実践的な研修の展開】
成長は、環境がつくるものではなく、自らの意志によって手繰り寄せるものです。しかし、
その意志を支える環境を整えるのが青年会議所の使命であり、責務です。
2026 年度は、メンバー一人ひとりが自分の可能性に気づき、挑戦できる実践的な研修の
場を創出します。年次や経験にかかわらず、学びの機会を平等に提供し、それぞれの課題に
向き合える「育成の仕組み」を構築します。また、単に学ぶだけではなく、得た知識や経験
を「自分ごと」として地域や組織に還元できるよう、フィードバックとアウトプットの機会
を重視します。研修は単なる手段ではなく、自己と向き合い、物語を深めるための入口です。
育成文化の再定義と深化を通して、次代を担う人財の創出を目指します。自分の成長を待つ
ものではなく創るものと捉える主体性が育まれることで育成を通じた学びと挑戦の好循環
が生まれ、組織全体の成長につながります。
【次世代育成と地域協働による未来志向の運動推進】
平塚市、大磯町、二宮町、私たちが活動の場とするこの地域にも、少子化や人口減少、地
域力の低下など、避けて通れない課題が存在します。今こそ、青年会議所が次世代を担う子
どもたちや若者たちに、希望と可能性を示すべき時です。
2026 年度は、地域の学校や団体、企業と連携し、子どもたちが自分の可能性に気づき、
未来を主体的に描ける教育的取り組みを推進します。また、若者が地域の多世代の方々とと
もに学び合い、互いの価値観や経験を共有できる機会も積極的に創出します。世代を超えた
対話と共創は、地域の絆を深め、次代へのバトンを確かに渡す重要な橋渡しとなるはずです。
さらに、私たちが今日この地域で活動できているのは、長年にわたり先輩諸兄姉が積み重ね
てきた功績と信頼の賜物です。地域と深く結びつきながら歩んできたその歴史に敬意をも
って継承し、地域との信頼関係を次世代へとつなげていくことも、私たちの大切な使命です。
こうした取り組みを継続することで、地域の若者が「このまちで生き、活躍する未来」を
具体的に思い描けるようになります。また、世代間の交流が進み、孤立しがちな地域のつな
がりが再び強固になり、地域課題に立ち向かう仲間が増えていきます。そして、それは青年
会議所そのものの存在価値を高め、私たち自身の活動基盤をより揺るぎないものへと成長
させるのです。
【多様性を受け入れ、変化に柔軟な組織運営】
青年会議所には多様な背景を持つメンバーが集い、それぞれが貴重な時間を割いて活動
に参加しています。その一人ひとりの状況や価値観に向き合い、変化を前向きに受け入れら
れる組織であることが、これからの時代には欠かせません。多忙な社会の中で、家庭、仕事、
青年会議所活動の両立に悩むメンバーも少なくありません。だからこそ、時間対価値を高め
るための取り組みが必要です。情報共有の効率化やデジタルツールの活用、柔軟な役割設計
などを通じて、多様な関わり方を認め合える環境を整えます。変わることを恐れず、変わる
からこそ可能性が広がる、そんな前向きな意識を持った組織へ進化していくことが、これか
らの青年会議所に求められる姿勢です。
これらの取り組みにより、メンバーは自分の生活スタイルや価値観に合った形で無理な
く活動に参加できるようになります。その結果、活動への満足度や継続意欲が高まり、メン
バー間の信頼や連帯感が強化されます。さらに、変化に対応できる柔軟性は、新しい挑戦や
事業を迅速に形にする原動力となり、組織の存在感と影響力を持続的に高めていくことに
つながります。
【結びに】
私たちがこれから刻む一歩一歩は、やがて確かな「軌跡」となり、未来をかたちづくりま
す。その軌跡は、一人ひとりの挑戦や成長、そして仲間とのつながりが重なり合って描かれ
るものです。
共鳴によって広がる仲間との信頼の輪。
育成を通じて生まれる学びと挑戦の好循環。
次世代育成と地域協働から紡がれる未来への橋渡し。
多様性と柔軟性によって力を増す組織の結束。
これらすべては、私たちが自らの意志で選び、行動し、互いを高め合うからこそ実現しま
す。青年会議所はいわばスポーツクラブと通じるものがあります。入会するだけでは決して
自分は変わりません。自らが全てを受け入れて、本気で成長しようと進んでいけば必ず成長
できる素晴らしい団体です。その先にあるのは、仲間と地域が成長し合い、互いの物語を誇
り合えるまちの姿です。
私はこの青年会議所を、誰もが自分の物語を描き、その軌跡に胸を張って語れる舞台にし
ます。未来を待つのではなく、私たちの手で創り出すために。仲間と共に、夢溢れる奇跡は
諦めない人の頭上にしか降りてこないのだから。