2022年度 理事長所信

【スローガン】
YELL~僕らの元気は 明るい未来を創造する~

【基本理念】
私たちが元気の源となり
愛するこの地域の心をひとつにしよう
行動しよう 未来を担う子どもたちのために
創造しよう 明るい豊かな社会を

【基本方針】
・心ひとつに誰もが活躍できる未来の創造
・連動するまちづくりの展開
・持続的な会員拡大と魅力ある人財の創出
・時代に即した組織運営と能動的な防災連携
・地域と組織の未来を見据えた短期ビジョン策定

【はじめに】
2022年、平塚青年会議所は第50回神奈川ブロック大会平塚大会を主管し、地域の歴史あ る文化「湘南ひらつか七夕まつり」が70回をむかえ、市政としても90周年の節目の年をむか えます。私は、平塚青年会議所63年の歴史の中で、このような恵まれた年に会員としていられ ることを誇らしく思います。これは1959年に164番目の LOM として創立されて以来、先 輩諸氏が紡いできた熱い情熱と地域に根差した運動のおかげであり、地域の方々とまちづくり を通じたつながりがあったからこそです。 2020年から始まる世界的感染拡大の影響により、私たちの日常生活は一変し、さらにその 影響は深く長期的なものとなり、国難ともいえる社会情勢に立たされています。私たちは、先輩 諸氏から受け継いだ志をもって、歴史の中から培った経験と知識を遺憾なく発揮し、この地域に 共に生きる行政・企業・団体と団結することで、明るい豊かな社会の実現に向けて全力で青年会 議所運動に邁進してまいります。

【心ひとつに誰もが活躍できる未来の創造】
本年、平塚青年会議所は、第50回神奈川ブロック大会平塚大会を主管するというチャンスを 得ました。本来であれば、2020年に、SDGs(持続可能な開発目標)を推進する団体とし て、多様性をキーワードに主管するはずの同大会でしたが、世界的感染拡大の影響でやむを得ず 中止するという決断を余儀なくされました。現在、感染症の影響により、生命と経済を両立しが たい状況の中、それによる社会の分断が問題視され、より多様性を受容することの重要性は増し ています。その中でも私たちは2022年、再度ブロック大会に挑む覚悟をもって、改めてSD Gsを一つの指標として多様な人財と連携を深めながら、このまちに新たな価値を創り出す大 会を構築します。 私たちは、大会の中止以降、感染拡大の影響がある中でも、地域の未来を考え活動をしてまい りました。その経験を活かし、主催・主管・地域・人に益を大きくもたらし、かつ、参加者の安 全を両立できる大会を開催します。そこで、歴史ある平塚青年会議所運動の素晴らしさとこの地 域の魅力を最大限に発信し、私たちの運動に対する共感者を増やします。その発信にあたっては、 これまで私たちが推進してきたSDGsを軸として、「多様な人財×地域資源×SDGs」をか け合わせた運動を展開します。この運動により、地域が心をひとつに合わせ、一人ひとりの行動 が変わるきっかけとなり、誰もが活躍できる明るい未来が創造します。

【連動するまちづくりの展開】
近年、社会状況を受けて、ICT が普及し、学校教育においてオンライン化が急速に進んでいま す。そのため子どもたちを取り巻く教育環境が大きく変化しました。それによって各学校による 指導方法や取り組み体制に格差が生じており、学校教育のあり方が問われています。私たちはこ れまで事業を通じ地域と関わり合い、様々な運動を展開してきました。多くの機会に恵まれた本 年に、行政や諸団体との連携をさらに強化しながら、地域と教育をつなぐため、子どもたちの明 るい未来を描くための運動を、平塚青年会議所が軸となり展開していきます。 昨年、青年会議所と地域を強く結びつけてきた「湘南ひらつか七夕まつり」は、子どもたちの 願いを短冊に乗せ、まちを彩る形で開催されました。地域との親和性を深めてきた七夕文化を、 どのように活かしていくのか。私たちは、今まで培った経験、柔軟な発想をもって、地域住民と 共に考えていく必要があります。また、子どもたちの政治参画意識、郷土愛の醸成を目的とした 事業は、常に時代のニーズを読みとり、近年はオンラインも取り入れるなど柔軟な発想で進化を 続けてきました。中学校教育の可能性を広げつつ、オンラインを手法として捉えるだけではなく、 何ができるのかに深く考察し、人種、年齢、国籍、障がいの有無に関係なく多様な人財が等しく 輝ける社会を創ってまいります。本年得られる様々な機会を結びつけ、ひとつの線として、年間 を通じた連動するまちづくりを展開します。子どもたちの自由で自律的な発想と、地域がもたら す機会、そして青年会議所の運動がひとつの物語になったときに、私たちが創造する、誰もが輝 ける未来が実現できます。

【持続的な会員拡大と魅力ある人財の創出】
青年会議所の運動は会員なくしてあり得ません。青年会議所は在籍40歳までという規則が ある以上、会員の新陳代謝を繰り返すことが必然であり、すなわち会員拡大が常に求められてい ます。近年は拡大褒賞もいただき、会員拡大は順調に推移していますが、それゆえに、検証が後 回しになっています。検証の積み重ねが更なる結果を生み出し、その検証を踏まえメンバーが自 発的に行動することで、持続的な会員拡大に繋がります。 会員拡大と表裏一体になる状況として、組織の半数以上が入会3年未満のメンバーになって いるという現状があります。新たな同志を迎え入れていくにあたり、青年会議所の魅力と私たち 自身の魅力伝える必要があります。膝を突き合わせて、目を見て思いを伝えるという機会が減る 現状の中、青年会議所が何を目的とするのか、どのような人財を育む時間であるかを理解するこ とが必要であり、的確に魅力を伝えられる人財を創出する会員研修が急務であるといえます。 メンバーが、平塚青年会議所の歴史から様々なことを学び、組織の強みを深く理解し、それを 自身の魅力に変えて的確な発信ができるようになることで、途絶えることのない会員拡大が実 現されます。さらに、神奈川ブロック協議会、全国の青年会議所が与えてくれる機会を活用し、 メンバー全員が多くの経験を積むことで、多様性にあふれ、魅力的な人財が集まる組織になりま す。そのためにも、会員拡大を持続的に遂行するための検証と JAYCEE としての魅力を養う機 会を提供してまいります。

【時代に即した組織運営と能動的な防災連携】
私たちの運動を支えるものは、時代に即した組織運営に他なりません。近年変化した環境はデ ジタル社会を加速させました。反面これまで築きあげてきた歴史は、私たちが大切に持つべき財 産です。この二つを踏まえ組織運営を行うことは、事業効果、活動効果を高めます。運動や活動 は行うだけでは自己満足と揶揄されてしまいます。効果的な発信こそが運動への理解者を増や し、連携を深める機会となります。 青年会議所の事業は円滑な組織運営があってこそ構築できます。だからこそ、近年発達したデ ジタル技術の活用とリアルのバランス感覚をとりながらの会議運営と組織としての情報共有を 可及的速やかに行うことが必要です。さらに、効果的な対外広報を行うことで、その可能性を拡 げます。そして、会員相互の強固な信頼関係を築くことにより、組織の基盤はより盤石なものに なり、時代に即した組織運営を行うことができます。 私たちの住まう地域では、近年、地震や台風、豪雨からなる水害など災害が多発しており、災 害時にもこの組織の運営力、人財、強みを活かして、いち早く行動とらなければなりません。私 たちには、平塚市、大磯町、二宮町における行政・社会福祉協議会との三者協定や、企業や団体 と育んだ防災のパートナーシップがあります。これらパートナーシップを一過性のものとせず、 平時より考えられる災害対策をパートナーと共に能動的に取り組むことで、相互の連携を深め、 安心安全なまちづくりを促進してまいります。

【地域と組織の未来を見据えた短期ビジョン策定】
私たちの運動は常にビジョンをもとにして作られています。ビジョンは、メンバーに希望をも たらし、刻々と変化する時代を見据え、その先の未来を想像できるものでなければなりません。 世界的感染拡大は、予想を超えて、私たちに深く長期的な影響を与え、社会、生活に大きな変化 をもたらしました。だからこそ、急速に変わる時代の変化に照らして、60周年運動指針と20 16年に策定したグランドデザインを深く見つめ直し、このまちの目指す未来を明確化し、組織 の結束力を高め、地域に広く深いインパクトを与える、より具体的なビジョンを示すことが必要 です。 青年会議所運動の本質は何のために行うのか。自分よがりの運動になってはなりません。今こ そ、これまでも推進してきた SDGs(持続可能な開発目標)を道標とすべきであると考えます。 平塚青年会議所のビジョンと運動に SDGs を結びつけ強く推進していくことで、これまで以上 に地域との調和をもたらし、持続可能で明るい豊かな社会の実現へと近づきます。

【終わりに】
青年会議所に入会したから
過去は振り返るものではなく学ぶもの
現在はこなすものではなく全力で生きるもの
未来は委ねるものではなく創るもの
大切なのは自分のことだけではなく、他人を思いやる気持ち そう感じることができました。

どんなに時代が変わっても私たちがまちづくりを進めていくうえで変わらない思考。 それは、地域のどこかで困っている人がいて、その声にこたえて行動すること。 私たちが行動することで、人と人とがつながり、その声は地域に伝播し、大きな運動へと変わり ます。 声をかけること、声にこたえること、今も変わらない大切なこと。 過去から学び、今を全力で生き、子どもたちのために明るい未来を創りましょう。 心ひとつに、いつの世も地域の「元気の源」は私たち青年なのだから。

~僕らの元気は 明るい未来を創造する~

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